2003-07-01から1ヶ月間の記事一覧

またまた

『翻訳夜話』再読中*1。この2人の講義とかフォーラムだったら、私も予約してでも聴きにいきたいもんなあ。いやー、その場にいた人たちがうらやましい。引用したいところがすごくたくさんあるんだけど、それはまたちょっとあとで。とにかくうなずいてばっかり…

愛情と憎悪は紙一重

村山由佳はすごーく好きだった時期があって、ご本人の講演も聴いたしサイン会にも行ったししゃべったこともあるし(ってこのへんはちと自慢が入ってる)、でも最近はちょっと遠ざかっていた。エッセイはいいんだけど、『すべての雲は銀の・・・』で、ちょっ…

翻訳ものへの違和感の理由

私が読む本はかなり日本人作家のものに偏っていて、それはどうしてかというと訳した文章にうまく入り込めないから、という理由が主になる。じゃあどうして入り込めないかというと、たぶん訳した文章のリズムが、私の呼吸とは合わなかったんだろうなあと思う。…

儚い甘さ

西瓜糖って見たことも食べたこともないけど、なんとなく想像はつく。きっと色は淡いピンクで、口に入れるとさあっと溶けちゃうようなものじゃないかなあ。氷砂糖みたいな固形で。あくまでも想像上だけど。 この本は江國香織の本で知ったのが最初だったと思う…

なにもねえ

東京で本買わなくてもねえ、って毎回思うんだけど、毎回買ってる。 『翻訳夜話』(村上春樹・柴田元幸著、文春新書) ISBN:4166601296 『遠い朝の本たち』(須賀敦子著、筑摩書房) ISBN:4480814094 『星々の舟』(村山由佳著、文藝春秋) ISBN:4163216502 …

旅行につきものなのは

もちろん手ぶらで帰ってこられるわけではなく、おみやげは何にしようかなーって毎回悩む。といっても、前の会社にいたときみたいに同期に対しての気遣いだとかは必要ないので楽。今回は羊羹のつめあわせにした。夏の和菓子は綺麗で好き。 自分用にはバーゲン…

ただいまー

東京から帰ってきました。思ったより涼しかったなあ。私が住んでたときってもっと暑かったような気がするんだけど。お友達の話だと、6月のほうが暑かったみたいだから、そういうときの印象が残ってるのかなあ。もっとも、引っ越す前の夏はずっと入院してたか…

わーわーわー

なーんにも準備してないけど、新幹線は8時半すぎ。乗れるのかいな。MDは今ダビングしてるところだし(旅行に行くときになると、決まってiPodがほしくなる)、持っていく本も決めた。あとは着替えと洗面道具をそろえれば出られるはず。ちなみにMDはOASIS2枚と…

直木賞・芥川賞

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/publishing/ ほおお、そうきましたかー、直木賞2名受賞。明日にでも村山由佳のは買って読もう。

『文藝』特集だけ読了

うーん、やっぱりちょっと独特な作家だね、川上弘美。その独特さがまたいいんだよなあ。自選俳句のいちばん最初、「はつきりしない人ね茄子投げるわよ」でがつんとやられる。茄子だよ茄子。茄子投げちゃうんだよ。どうしてそこで茄子が出てくるのー、って思…

直木賞のゆくえ

今日の地元新聞の夕刊を読んでいたら、直木賞についての記事が出ていたので抜粋・引用。 真保裕一『繋がれた明日』、東野圭吾『手紙』:それぞれ事件の加害者の立場から書かれていておもしろいけれど、真保裕一はヒューマニズムに対する信仰が無邪気。東野圭…

『文藝』読み中

『フラニーとゾーイー』のさわりだけを読んでみたんだけど、なんだかうまく入り込めなくてちょっと中断しているところ。かわりに『文藝』を読んでいる。特集が川上弘美だったので、久しぶりに買ってみた。冒頭の一問一答みたいなやつ、ああいうのを読むのは…

どうやら

ルータが悪かったらしい。NTTの人に来てもらって、ルータ自体を交換することになった。いい環境でネットができないっていうのはすごいストレスになるのねえ。ついこのあいだまではダイヤルアップで我慢していたというのに、贅沢になったもんだ。でもこれでま…

やっぱり無理

みたいなのだ、昨日の件。しょうがない。でも、なんとか違う方法はないのかと探していて、これなら大丈夫かもしれない、というアプローチ方法を見つけた。条件は今よりも厳しくなるかもしれないけど、実現するためにだったらなんでもやるくらいの勢いでいこ…

シェアするのは家だけじゃない

梨木香歩の『からくりからくさ』を読了。たぶん2年前くらいに1度読んだことがあるのだけど、そのときとはちょっと印象が違うなあ。 これは『りかさん』に出てきたようこが成長し、かわいがってもらっていたおばあさんの家に友達と4人で住むようになってから…

がーん

まじっすかー、と思わず脱力してしまう事実が発覚。これじゃあ私の夢も泡と消えてしまう。どうしよう。せっかくチャンスだと思ったのにー。そのための根回しだってほとんど済んでいたようなものなのにー。あとは私の勉強にかかってるのにー。まじで? 私にど…

エンジェルたち

実に久しぶりにTと会って、観たのは「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」。1作目は劇場では観ていなくて、このあいだのテレビで観たのがはじめて。それまでは続編も観るつもりなかったのに、1作目を観たら3人ともすごーくキュートで、突如観に行きた…

家出じゃないけど

家にいられないわけがあったので、朝9時すぎから近くの県立図書館に避難。なんでこっちが気をつかって出ていかなきゃいけないんだか。顔を合わせるのは面倒以外なにものでもないので、家でごろごろだらだらするという選択肢と引き換えにでも、出ててよかった…

買った本

また買っちゃったよー。ほんと今月は本買いすぎだって。 『西瓜糖の日々』(リチャード・ブローティガン著、藤本和子訳、河出文庫) ISBN:4309462308 『からくりからくさ』(梨木香歩著、新潮文庫) ISBN:4101253331 文藝(秋) 文藝はいつもはそんなに買わ…

『海と毒薬』読了

続けて読んだのは同じく昨日買ってきた遠藤周作。狐狸庵先生と呼ばれたのは有名なところ。著作も多いけれど、恥ずかしながら読むのははじめて。クリスチャンだということは知っていたけれど、この作品に関しては、それほどキリスト教精神が折り込まれている…

『凍える牙』読了

結局昨晩で読み切れずに、日をまたいで乃南アサの『凍える牙』を読了。うーん、たしかにおもしろかったんだけど、最後になんとなく残る違和感はなんなんだろう。もっと音道貴子とそのホシとの対峙場面を読みたかったのかなあ、私。 復讐のためにこんな獣を飼…

『凍える牙』読み中

で、まず手をつけたのは乃南アサの『凍える牙』。ふだんミステリーはそんなに読まないほうだと思うんだけど、たまーにすごく読みたくなるときがある。 まず冒頭から人が死ぬ。現場は深夜のファミレス、しかもその死んだ男の体が突然炎上するというショッキン…

買った本

未読本もあるんだけど、どうしてもそれらを読む気にはなれなくて新しいのを仕入れてきちゃった。 『凍える牙』(乃南アサ著、新潮文庫) ISBN:4101425205 『海と毒薬』(遠藤周作著、新潮文庫) ISBN:4101123020 『フラニーとゾーイー』(サリンジャー著、野…

夜ならば、あたたかいよりつめたいのがいい

江國香織『つめたいよるに』を読了。この本は三省堂書店で買ったんだ。あーこの本は読んだことない、って手にとって、いちばん最初の『デューク』を読んで、思わず泣きそうになってそのままレジに持っていって、電車の中でうるうるしながら読んだんだった。…

あーあーあー

だからやめておけばよかったのに、と言われることが嫌い。あとからだったら何だって言える。結果的にそうなってしまったのなら、本人が甘んじてそれを受け入れるしかないでしょう? でも自分のことだからたっぷり自分に向かって言ってやる。だからあのときメ…

いったい何回

更新してんのここ。まとめて書けばいいものを。 東京で会う予定だった研究室の同期、出張が入っちゃったって電話がきたー。えーん。お友達にメイルしてみようかなー。もう予定入っちゃってるかなー。 今年はやっと海外に行けることになりそうだ。11月のはじ…

更新したとたんに

見つけちゃったよー、芥川賞・直木賞の候補作決定のニュース。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030710-00000036-kyodo-ent そして、この候補作、またひとつも読んだことがない。村山由佳さえ読んでない。あららー。

そこまできたかデジタルの波

何の話かというとデジタル万引きについて。カメラつきケイタイで、自分の読みたい・ほしいところだけをぴろりろりーん、と撮影しちゃうってやつですね。 デジタル万引きっていう言葉自体は最近になって言われはじめたことだと思うけど、こういうことする人は…

東京ライフ

18日の新幹線で東京。お昼は憧れのお姉さまとランチデート。夜は前の会社の同期と会う予定。19日は朝8:30からTOEFL受験、午後はラクーアに行ってマッサージをしてもらって、そのあと東京都写真美術館に行くつもり。世界報道写真展を観るのだ。夜は研究室の同…

いろいろだらだら

顔のあちこちがぴくぴくけいれんしてる。疲れてるのかなあ。ちゃんと寝てるつもりなんだけど。 友達の離婚話を聞いてショックを受ける。前に遊びに行ったときは、だんなさんもすごく優しそうな印象だったし、仕事にも育児にも理解があるような感じだった。子…