血しぶきびゅーびゅー

 久しぶりに映画を観た(この1ヶ月で観たかったのに観逃した映画が何本あることか!)。そりゃあ今観なきゃいけないのは、ネット上でもさかんに感想が書かれている「キル・ビル」。いやー、これすごいわあ。とにかく人がばんばん死ぬ。それも普通にばったり倒れて死ぬとかいうんじゃなくて、刀で切られて血がびゅーっと吹き出して、頭や手や足がごろごろ転がる死に方。すげーすげーすげー。私こういうの嫌いじゃないからいいけど、血を見るのが苦手とかいう人は、この映画観ないほうがいいかもしれない。ユマ・サーマンかっこいいなー。ユマは自分の感情に正直に、思う存分殺しまくってくれた。かっこよくて強い女って大好きだ。まあそれをいえば、ルーシー・リューの役だってそうだ。ルーシーの白い着物姿はすごく決まってた。あれはかっこいい。栗山千明のあのふてぶてしさはいったい何だ! タランティーノはよっぽど日本が好きなんだろうなー。後半の青葉屋(っていうんだよね?)のパロディなんて私には全然わかんなかったけど(パロディということすら、耳にしていないとわからなかった。オリジナルだと思ったかもしれない)、それにしてもすごい迫力。音楽だって日本の音楽が使われてたり、日本語のセリフはたくさんあるし、思い入れ強いんだろうなあと思うところばかり。すごいよタランティーノ! 私はこの映画気に入ったよ。頭の奥がじーんとしびれてた。サントラ出ないかなあ。ほしい。それより何より、早く続編観たいー。