先が見えない月曜日

 だめだだめだだめだ。もうほんとに私だめだ。どうしたらいいのかちっともわかんなくて、寝る前に泣いて。そんなのの繰り返し。誰かにちゃんと話を聞いてほしいけど、話し出したらきっと泣きやめなくなってしまう。それが怖い。本当はそんなことない、いつかは泣きやむって知ってるけど、ストッパーがはずれるのが怖い。理性で感情を抑えきれなくなったらどうなる? なけなしの理性でも、自分自身だけはなんとかコントロールできていたのに、今日はそれも無理。何もできない。注意力集中力散漫、っていうのはこういうことをいうのだろう。気を抜くとぼろぼろ泣けてくるので、一生懸命考えないようにしてるのに、でもやっぱり考えてしまう。
 午前中、婦人科に行ってきた。ホルモンバランスが崩れていて、ちゃんとサイクルがまわっていないんでしょう、とのこと。念のためガン検査もしておくので、2週間後に結果を聞きに来て下さいね、と言われた。婦人科はいつ行っても屈辱的で大嫌いな医者だ、と思っていたけれど(でもいちばんは歯医者だ。歯医者ほど嫌いな医者はない)、女医さんのところだったらその感覚も多少はやわらぐ。感じがいい先生だった。車で15分。会社のKさんにかりた「ジョゼと虎と魚たち」のサントラをかけながら運転。「ハイウェイ」がかなり好きだ。
 思いっきり、髪を短く切りたい。潔いショート。