ハワイで読んだ本

 正確に言えば、行き帰りも含めて読んだ本、だけれども。

黒革の手帖(上) (新潮文庫)

黒革の手帖(上) (新潮文庫)

黒革の手帖(下) (新潮文庫)

黒革の手帖(下) (新潮文庫)

神谷美恵子日記 (角川文庫)

神谷美恵子日記 (角川文庫)

やさしい訴え (文春文庫)

やさしい訴え (文春文庫)

パーク・ライフ (文春文庫)

パーク・ライフ (文春文庫)

 なんだか久しぶりにまとめて本を読んだ。持っていったのは4冊だったんだけど、成田へ向かう高速バスの中で2冊あっさり読了してしまったので(ちなみに『黒革の手帖』。松本清張の読ませ方はやっぱり上手い。原作がおもしろかったので、ドラマは見ない。米倉涼子好きじゃないし)、成田であわてて買ったのが『神谷美恵子日記』。この人の書いた本、ほかにもたくさん読んでみたい。「生きる」ということに対してこんなに真摯に取り組むなんてすごい。小川洋子はやっぱりいいなあ。『刺繍する少女』とか、読んでないのも少しずつ読んでいきたい。吉田修一は、これで読むの2冊目なんだけど、今の私にはあんまり馴染まないみたい。そんなにおもしろいと思えなかった。旅行に行って本を読むなんてねえ。ふだんからもっと読めっていう話。