踊ってきた

 「踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」を観てきた。ドラマも大好きで見てたし、この前の映画ももちろん観に行った(新宿で、大学時代の友達と観た。その当時つかってたケイタイの色まではっきり覚えてる)。続編ができるって聞いてすごく楽しみにしていた。今日は朝チケットを買いに行って、いい席を確保してきたくらい。
 で、本編を見た感想はというと、力入れるのもそりゃーわかるわ、という感じ。テレビドラマをただ映画にしたんじゃなくて、それなりの時間と手間ひまとお金をかけて贅沢に作ってる映画。だってなあ、やっぱりきっちりツボ押さえてると思うもん。真矢みきのキャラクターは新鮮味ぜんぜんないし(ギバちゃんから筧さん、そんで真矢みきというライン)、ユースケのネゴシエーターっぷりはなんだか頼りない。でも、観ているほうをいらいらさせるくらいの真矢みきの演技はうまいんだろうな。ただなあ、ああいう更迭のされかただと、「だから女はだめなんだ」っていう真矢みきの役がいちばん嫌いそうな議論が再燃するだろうけど。それにしても5年で街は変わるものだ。「空き地署」なんていってた湾岸署が、観光案内で賑わっちゃうくらいなんだもん。現実に、お台場もここ5年くらいでいちばん変わった街なんだろうなあ。
 今回もやっぱり深津絵里はかわいかった。織田裕二とも前作までよりも仲いい感じだったし、「朝帰りか」って訊かれて「うふ」って棒読みに言うときの言い方がすごくいい(あとで追記:すっごく大事なこと忘れてた。いちばんいいなあと思ったのは、手術室に運ばれる前に言った「やっぱり、愛してる・・・仕事」というセリフ。劇場のなかが笑いの渦だった。それからもうひとつ、これは深津絵里には関係ないんだけど、ギバちゃんに「蒲田」って発音させるところ、あれもおかしかった。ここは秋田じゃないけど東北で、自分がああいう発音をするわけじゃないけど、たしかに言う人いるいるっていう共感の笑いがすごかった)。すごく好きな女優のひとり。母はあれだけ目立っていた小泉孝太郎がどこに出てるかわかんなかったと言い放って、私と妹1を呆れさせてくれた。SATの隊長をやってる人、高杉亘っていうのね。かけあいがおもしろかった。個人的には、署長の処分がどうなったのか非常に気になるところ。それにしてもおもしろかった。今回は無料で観られたから、よけい得した気分。