最近買った本・最近読んだ本・これから読みたい本
忙しいとは言いながら、家に帰っておふろに入ってそのまま寝るという生活にすこしでも抵抗したくて、寝る前に数行でも数ページでも本を読もう、と思っているここ最近。で、読了した本。
- 『きらきらひかる』(江國香織著、新潮文庫) ISBN:4101339112
- 『雪沼とその周辺』(堀江敏幸著、新潮社) ISBN:410447102X
- 『春の雪 豊饒の海(一)』(三島由紀夫著、新潮文庫) ISBN:410105021X
- 『スイートリトルライズ』(江國香織著、幻冬舎) ISBN:4344004884
- 『エンジェル エンジェル エンジェル』(梨木香歩著、新潮文庫) ISBN:4101253358
実はこれが初・三島由紀夫なのでした。Cさんに貸してもらった本。日本語きれいですよ、って強くオススメされたんだけど、ほんとにそのとおりね。この『豊饒の海』シリーズも『金閣寺』とか、『宴のあと』とかも読んでみたい(で、実は太宰はまだ未経験。本好きにあるまじき発言ナリ。『走れメロス』は教科書で読んだけど)。堀江敏幸も、たぶんこれが初めて。『いつか王子駅で』と『本の音』と『回送電車』も読んでみたいなあ。
買ってすぐに読了しちゃった本は久しぶりの江國さんの長編。最近は短編が多いけど、私はやっぱり長編のほうが好き。この本は不穏だ、と思う。人を好きになっちゃうことって、それだけですでに自分の世界が壊れることなんだなあって。大和書房から来月『雨はコーラがのめない』が単行本化されて発売されるはず(これは大和書房のサイトで連載されてたエッセイ)。楽しみ。
そういえば、この本も読んだのでした。
- 『砂の器』(松本清張著、光文社カッパ・ノベルス) ISBN:4334030092
今新しく発売されている新潮文庫(仲居くんの顔写真がついてる帯のやつ)じゃなくて、初版が1961年のもの。母が買ってずっと持っていたものを読んだ。昨日最終回だったけど、原作とはぜんぜん違っていて(映画とも違ってるみたいね)、私はあれはあれで好きだったな。今クール唯一見てたドラマ。原作は一気に読んでしまって、やっぱり筆の立つ人だよなあと思った。家にたくさんあるから、すこしずつ読んでいこうかな。
で、今読んでいる本はこれ。
- 『針がとぶ』(吉田篤弘著、新潮社) ISBN:4104491020
クラフト・エヴィング商會のひとり。はやくクラフト・エヴィング商會でも本出してほしいなー。
ついでに、これから読みたい本。
- 『カルトの子』(米本和広著、文春文庫) ISBN:4167656930
- 『最後の晩餐の作り方』(ジョン・ランチェスター著、小梨直訳、新潮社) ISBN:4105900226
こんなところ。
-
- -
読みたい本追記。
- 『外国語の水曜日』(黒田龍之助著、現代書館) ISBN:4768467849
- 『シカゴ育ち』(スチュアート・ダイベック著、柴田元幸訳、白水社) ISBN:4560071438
- 『旅のなかの旅』(山田稔著、白水社) ISBN:4560073589
- 『「競争相手は馬鹿ばかり」の世界へようこそ』(金井美恵子著、講談社) ISBN:4062120771
- 『潤一』(井上荒野著、マガジンハウス) ISBN:4838714726
読んだ本も追記。
それでもぜんぜん読んでないわねえ。本成分不足中。