今年のベスト3・映画編

 読書編と音楽編はベスト10でよかったのだけれど、映画は数えてみたら全部で14本しか観ていないので3本に絞ることに。それにしても観た本数少ないなあ。来年はもうちょっと観に行きたい。

 こう書いてみると実にミーハーなセレクトなのだけれど、それでもいいやと開き直って。次点をあげるとすれば「スウィングガールズ」と「モーターサイクルダイアリーズ」かな。ジョゼはとうとうDVDまで買ってしまった1本。何回繰り返して観ても、そのたびにぎゅうっときてしまう映画。池脇千鶴って、私の中では、これを観る前とあとでずいぶんイメージが変わった。「誰も知らない」は、やっぱり柳楽くんの目の強さがいい。ストーリーは決してハッピーなものではないけれどどこか明るさを失っていないのも、この監督ならではの撮りかたなのだろうか、と思う。そしてハウルはやっぱり強い。宮崎駿ものには私は諸手を上げて賛成してしまうのだけれど、それを差し引いてもハウルはおもしろかったと思う。来年はもっと映画を観たいなあ。せめて月に2本は観たい。