最近の
中山可穂の著書に比べると、引き込む力が若干弱いかなあ、という印象を受けた。ぎりぎり食い込むような引力じゃなくて、するする読めてしまう感じ。前作の『猫背の王子』を読んでからのほうがよかったんだろうけど、図書館の都合もあるのでしょうがないか。
今回の
ku:nelは、雪の結晶とか、花さかにいさんとか、「さよなら、『さくら』」とか、
六花亭とか、
高山なおみさんの
コールスロー(これは広告か)とか、好きな記事が多かった(表紙の雪の結晶の綺麗なこと!)。音楽のおすすめは
ハナレグミだったし。
高山なおみさんはすごく好きな人だ。『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』(
ISBN:4947599928)は、1度ブンブン堂で見つけたのだけれどそのときに買い逃してしまって(だって一回りして戻ってきたらもう棚にないんだもん!)、ずっと読みたかった本。2月に重版予定だというのですごく嬉しい。サイト
*1も大好きで、よく日記を読んでいる。高橋みどりさんの、2月に出るという引っ越しに関する本も読みたい(なんせ引っ越し大好きなので)。
図書館では慌てすぎて、
瀬尾まいこの『
幸福な食卓』とか、ほかにも読みたいと思っていた本がたくさんあったのに、頭からすっぽり抜け落ちていてほとんど借りられなかった。むむむ。でも、図書館に行って、読みたい本をどさっと借りて車に積んで走るときの気分って本当に幸せ。