朝晩はめっきり涼しくなった。夜はもう長袖のパジャマで毎日寝ている。半袖では鳥肌がぶつぶつ立ってしまうほど。窓をあけているといい風が入って、秋の夜だなあという感じ。でも昼間はまだまだ暑い。

 朝起きてみたら、やっぱりのどは痛かったけれどそれでもだいぶよかった。リンパ腺は、ごろごろがころころになった。でも油断すると、リンパ腺はいつまでもころころいうから気をつけなければ。それとは別に、どうも肩凝りからくるらしい頭痛がひどかったのでまたバファリンを2錠飲んで出かける。土曜日に新しい整体に行くことにした。

 事務所では、今日の仕事はコピーだけ。もうひたすら顧問・諮問の資料作り。ひとりあたまざっと300枚の書類を20人分。ということは単純計算で6,000枚コピーするというわけで、考えただけでくらりとする。じゃあいっちょやってやろうじゃん、とやり始めたら、想像していた以上にこれが大変。20枚コピーなんていうとたいしたことはないのだが、それを300枚分しなきゃいけないというのは本当に重労働。コピー機は2台あるけれど1台はまったくあてにならないので、1台でフル回転。会議スペースに資料作りの場所を広く陣取って作業する。しかもそのコピー機はソートができないのでこれまた困る。結局午前中いっぱいかかって、コピーできたのはせいぜい50枚足らず。コピー機1回オーバーヒート、サポートにきてもらう。遅々として進まない。財団室から電話あり、今度はなんだろうと思っていたら、今年度出発の奨学生が相手国の顧問Rと連絡をぜんぜん取っていないということ。出発も到着の日時もわからず、住むところの連絡さえももらっていないという。あわてて地区の顧問Rに電話。こちらにも連絡をくれるように頼んだのだが、今日は結局連絡なし。明日また電話してみる。

 午後もただひたすらコピー。合間合間に明日の席次を作ったり旅費を作ったり、明日の財団セミナーのための準備。明日は私が行かないから、忘れ物があったとしてもフォローのしようがない。何回も何回も幹事と確認する。資金委員長がきて、直前の決算書を見ながら資金繰りの打ち合わせとGSEの予算の確認。補正予算作ったほうがいいんだろうな、地区のも。GSEはどんなにかかってもせいぜい250万くらいで収めてもらおう、という方向で固まる。コピー機はフル回転しすぎてまたオーバーヒート。サポートに電話して、午前中もこういうことがあったのにどういうことですか、とやんわりクレームを入れる。すっとんできて部品を交換していった。最初っからこうしてくれればいいのに。コピー機が止まっているあいだの時間のロス、大きすぎる。19時半過ぎまで粘っても、全部で100枚ちょっとしかコピーできなかった。事務所を出たら外は真っ暗。

 書店に寄ろうかなあとたらたら歩いていたところで編集長から電話。うわーおひさしぶりです、と電話に出たら、今月号の『ダ・ヴィンチ』にお前の担当した本が載ってるから見てみろ、とのこと。このあいだ掲載許可の電話がきたから返事をしたという。こうやって自分が作った本が紹介されたりするのは嬉しいなあ。さっそくその足で書店に寄って買って帰る。いつもだったら『ダ・ヴィンチ』は立ち読みで済ますけど、でもやっぱりこういうときくらいは。元気か、また会社に顔出せよ、とぶっきらぼうに話す編集長。相変わらず。いい上司だよなあとしみじみ思う。

 ハモネプを見ながらごはんを食べて、そのあとショムニ。事務所にいたときから今日はなぜか「シャコンヌ」が聴きたかったのだけれど、ぱっとだせるところになかったので今日はオーボエを聴いている。ダブルリードの楽器は難しいんだよなあ。ファゴットもそうだし。

 そういえば、昨日のeプラスのメールでフジコ・ヘミングのコンサートの情報があったからチケットとろうかな、と思ったら、オケとの共演だった。オケとじゃなくてフジコ・ヘミングのピアノソロが聴きたいんだよな、と思ってやめる。そのかわり、今日の帰りに小山実稚恵のコンサートが来月7日にあることをポスターで知る。明日チケットぴあにでも寄ってみよう。佐渡裕の指揮のオケは、ちょうど第2回の顧問・諮問の前日で、とても横浜までなんて聴きに行けない。悔しい。正しい音でもっと体の中を満たしたい。

 1年という意味がどれだけあるのだろうと考える。決して区切りではなくて、ただの延長線で通過点なのに、区切りをつけたがるのは忘れたいからなのだろうか、決着をつけたいからなのだろうか。

 朝食:食パン半分、もやしとソーセージの炒めもの、ヨーグルト、ミルクティ。
 昼食(お弁当):ブロッコリ、ゆで卵、小海老の素揚げ、かおりごはん。
 夕食:とうふのおみそしる、さといもとイカとねじりこんにゃくの煮物、モロヘイヤのおひたし、ぶどう(ナイアガラ)、Sky(アイス)、チョコカップケーキ。