ここ最近でいちばん変わったことと言えば、雨の日が好きになったことかもしれない、と強烈に思う。どうしてなのだろう。雨の日はじめじめして鬱陶しくって気分まで落ち込む、としか思ったことがなかったのに、今は朝起きて雨が降っていたらなんとなく嬉しい気さえする。どういう心境の変化だ。もちろん晴れの日も好きだけれど。

 今日は朝起きたくない、とくっきり思った。おふとんのなかがぬくぬくとあたたかくて、もうこのままみのむしかいもむしみたいに丸まってたい、と。そうもいかないのでのろのろ起き出す。のどはまだ痛い。日中はおさまるけれど。

 事務所についたとたん仕事開始。ネットしてるヒマ、ぜんぜんなし。このあいだのGSEの欠席者に資料を送り、レセプションの案内文を起案し、財団セミナーの資料をコピーし、土曜日のオリエンテーションと委員会の出欠を確認してグランドと打ち合わせをし、28日のセミナーの出欠をしめて人数を確認して図面を引き、月信11月号の台割を決めて原稿依頼をし、職業奉仕委員会の打ち合わせに同席し、とここまでで17時過ぎる。それでも財団セミナーの資料は製本してないし、オリエンテーションの資料もコピーしてないし、ライラのコ・ホストの依頼文も起案してないし、財団の旅費も作ってない、L型やプレートやメイクカードの準備もしてない。何も終わってない。でもどうにも集中力が続かなくて19時過ぎに放り投げて帰る。

 書店は流しただけで特に立ち読みもせず。気になったものがあってもお金がなくて買えない。うひゃー、貧乏。スピッツのアルバムもほしいんだけどなー、と思いながら指をくわえて帰る。

 ごはんを食べながらNHKを途中から。日朝首脳会談の特集。拉致されていた人のうち、4人は生存、でも8人は死亡。どういった経緯でいつ亡くなったのかということはすべて省かれて、ただ死亡、という事実が告げられたのみという。家族の落胆はいかばかりか。今度こそ消息がはっきりする、会えるかもしれない、と期待していたところにどん底に落とされる結果。会見で話していた男性の声がひどく上ずっていたのが、憔悴しきっている状態を表していて聞いているのがつらかった。小泉首相が選択したこの方法は、本当によかったのか。結果は何年かあとにならないとわからないだろうけれど、でも疑問は残る。

 お風呂では歌をうたいながら入っていたはずなのに、やっぱりいつのまにか沈没。ばっちゃん、と頭が浸かりそうになって目が覚める。そのうち溺死しそう。ニュースステーションも日朝のことばかり。父は日本はなめられてる、と言ったけれど、私個人としては必ずしもそうだとは思わない。もっと北朝鮮が強硬な態度を取ると予想していたからだ。あっさり拉致を認めて安否を確認し、さらに謝罪するなんて今までだったら考えられない。裏に何かありそうで怖い。昼食会が開催されず、日本側は持参したお弁当を食べた、というアナウンスで、不謹慎とは知りながらもちょっと笑ってしまった。そんなこともあるんだ。まあそれはそれとして、結果はやっぱり何年かあとになってから出るだろう。結論を急いじゃいけない。

 納車は車検のことなんかがあって、来週の土曜日に延びるらしい。早くドライブしたい。

 朝食:チーズトースト半分、白菜とピーマンとチャーシューの炒めもの、ミルクティ。
 昼食(お弁当):ブロッコリ、ゆで卵、小海老の素揚げ、栗ごはん。
 夕食:わかめのおみそしる、さんまの蒲焼、レタスのおひたし、りんご、チョコクッキー2枚、サラダせんべい、こつぶっこ(これもおせんべい)。