久しぶりにきれいに晴れ渡った日曜日。雲ひとつない快晴。こういう日は大好きな音楽をかけながらドライブでもしたいところなのだけれど、今日は仕事の日曜日。でも、土日に出勤するのは年内は今日を含めて確か3日。たったそれだけならばがんばれる。

 妹2は今日も引き続き模試。いつもどおりにごはんを食べて、私は出かける間際までうとうと。今日はオーヌマホテルでだったので、9時半集合なのに9時まで寝ていても間に合った。登録していない人が来たり登録していた人が来なかったりということはあったけれど、まあおおむね協議も順調に進む。Gの任期は来年の6月いっぱいなのだけれど、その6月、いちばん最後の大きい事業がこのライラだ。これだけ大きいものが最後にまだ控えていると思うとちょっと憂鬱だけれど、実行委員会がちゃんとあるのだから、まだこちらの負担は軽いはず。ライラについては何も背負い込まない決意。そこまで面倒見ていられない。昼食のあと、RAに行かない人はそこで解散。私もとっとと帰ってくる。

 いったん帰ってきて着替えてから、13時半ころ再び外出。「Dolls」を観に。その前に洋服をぷらぷら見たり、書店に行ったり寄り道をしながら。ソラリスはそこそこの混みぐあいで、今日はいちばん後ろの列のいちばん通路側で観た。北野作品を見るのは実はこれがはじめてなのだけれど、とにかく色がきれいだった。特にあの印象的な赤! 鮮やかすぎて刺さるほど。ストーリーは、私には狂気の物語に思えた。人を想う狂気、待つ狂気、追いかける狂気。狂気の物語、で『神様のボート』を思い出した。セリフが少なかったせいもあるだろうけれど、とにかく色と音が際立っていた。最後はちょっと納得がいかなかったけれど。文楽も、恥ずかしいけれどああいうものだとはじめて知った。私はもし振られたら自殺しようとするくらい人を好きになれるかと言ったら、それはできない気がする。喜ばしいことなのか悲しいことなのかはわからないけれど。

 終わって外に出たのは16時40分過ぎ。外はもう暗い。途中妹2から電話が来て、クッキーとドレッシング買ってきてー、と頼まれる。書店に寄って江國香織の新刊『いつか記憶からこぼれ落ちるとしても』を買い、スーパーで妹2からの頼まれものを買い、ドラッグストアに寄り、ドコモショップに寄り、雑貨屋でハガキを1枚買って帰る。家に着いたのは17時半だった。ごはんまでは買ってきた新刊を読んだ。

 ごはんのあとで鉄腕DASH。あとはテレビを聞き流しながら本を読む。最近江國香織は短編が多いなあと思う。そろそろエッセイも読みたい。お風呂ではぐうぐう寝る。まだ声がちょっとおかしいせいで、歌がうたえないし。22時からウルルン滞在記を見る。田畑智子、すごくかわいい。この人はなんでだかすごく好き。イタリアで鞄作りなんていいねー、やってみたいね、と母と話す。自分でデザインから起こして作るなんて、きっと楽しいだろうなあ。

 さて、明日からはまた仕事。まずは遅れに遅れたテープ起こしからやらなくちゃ。やらなきゃいけないことだけは、いっぱしにたまっているのだ。ただ私が手をつけていないだけの話だけで。

 冬の空気は容赦ないけれど、その容赦のなさがすごく心地いい。

 朝食:食パン半分、青梗菜としいたけとソーセージの炒めもの、ミルクティ。
 昼食:とうふとなめこのおみそしる、鶏肉の炊き込みごはん、まぐろとはまちのお刺身、焼鮭、ほたての煮付け、大根と鶏肉の炊き合わせ、など(オーヌマホテルのお弁当。だけどあんまりおいしくもなかった)。
 間食:クッキー2枚、こんにゃくゼリー1個、みかん1個。
 夕食:とうふのおみそしる、えびコロッケ、もやしとソーセージの炒めもの、蕗の煮物、ヨーグルト。