もうだめ。ぷぅちゃんが死んでしまったそうだ。ぼろぼろ泣いた。鼻のあたまが赤くなり、目はパンパンに腫れた。もうぷぅちゃんをだっこすることはできないし、あの綺麗な毛並みを触ることもできない。遊んでよ、って鼻を押しつけてくることもないし、怒って後ろ足を踏み鳴らすこともない。さっきまでさんざん泣いたくせに、まだ泣ける。

 覚え書き程度に、今日のこと。仕事は急ぎのものがなかったので、財団のDDFについての資料が本当に来ていないか大捜索。だけど見当たらない。すくなくとも、私の手元にはない。まだ送られてきていないのか、Gが知らないふりをして持っているのか、ぜんぜんわからないまま。昨日衝撃を受けたお金は、今日全部銀行に預けてきた。とりあえず全額普通口座に入れた。使い道はまだ決めていない。街中では初市。交通規制がひどくて参った。肩凝りで頭が痛くなってきたので、14日の予約を変更して急遽整体へ。肩や腰だけじゃなくて、足まで張っているといわれた。体が縮こまっているのかもしれない。明日から東京。12時半に、駅の改札でRちゃんと待ち合わせ。

 それにしてもぷぅちゃん。今は一緒には暮らしていないけれど、早ければ来週からまたうちで暮らす予定だった。最近ごはん食べなくて、という話は妹1から聞いていたし、前に比べて元気なくなったなあとは思っていたけれど、まさかこんなに早くいなくなるなんて。一緒に暮らしていたころは、私が玄関から入ってきた時点で反応してケージの中でぐるぐる動いたらしい。2階に上がってくると、かまってかまって、と寄ってきて、かまってあげないと怒って、足で床をだん、と叩いたりしてた。なぜだか私の香水の匂いが好きで、手首のところに鼻をもっていってふんふん匂いをかいでいた。夜遅くに帰ってきても、必ずぷぅちゃんの頭をなでるのが決まりだった。

 今日の朝5時すぎ、ケージの中でひどく暴れたらしい。妹1のダンナさんが見に行ったら暴れていて、慌てて妹1を呼んで見ていたら、そのうち動かなくなったのだという。うちに連絡がきたのは16時すぎだそうで、ちょうど火葬してもらっているところだったそうだ。妹1はびょおびょお泣いていて、あんまり泣くものだから、母はおなかの子供にもよくないからあんまり泣かないようにしなさい、と言ったのだそう。でも妹1が泣くのは当たり前。私でさえこんなに泣くのだ、妹1が泣かないわけがない。思うぞんぶん泣いたらいい、と思う。

 ぷぅちゃん、6歳。またうまれかわったらうちにおいでね。

 だめだ、まだ泣く。