実にあわただしい東京1泊旅行から帰ってきた。やっぱり1泊だと何にもできないなあ、というのが正直なところ。

 昨日は妹2が学校なのでいつもどおりに起きて、私は荷物をひととおり準備してから(といっても1泊だとほんとに少なくて済む)またこたつで寝る。Rちゃんとの待ち合わせに間に合うように父に駅まで送ってもらって、改札で落ちあってあとは一路新幹線。話し相手がいるというのは時間が短く感じられていい。とちゅうRちゃんは勉強し、私は持っていった『火車』を読む。東京着いたら何したい、と訊いたらおいしいケーキが食べたい、というので代官山へ。キルフェボンかママタルトに連れて行こうと思って。Rちゃんに選ばせたらタルトのほうがいいということだったのでママタルトに決定。久しぶりに行った。Rちゃんはチョコバナナパイ、私はクリームチーズラズベリーのパイ。おいしいおいしいと好評だったのでよかった。そのあとラ・フェンテやアドレスをぐるぐる見て回った。ほしい帽子とカバンがあったけれど、迷ったのでひとまずやめておいた。いったん渋谷まで戻ってから川崎へ。ホテルにチェックインして、しばらくテレビを見てからごはんを食べに外に出る。とちゅう書店で学校の一覧と『アルゼンチンババア』を購入。お魚のおいしいお店で幸せだった。飲んでもぜんぜん顔に出ないRちゃんがうらやましい。私はすぐ真っ赤になっちゃうから。ホテルに戻ってからシャワーをあびたり本を読んだり勉強したりして、Rちゃんは12時すぎに、私は1時すぎに就寝。

 めざましは8時半に。シャワーに頭から突っ込んで目を覚まさせて、10時すこし前にチェックアウト。荷物重いね、と渋谷で早々にロッカーにぶち込む。そのあと朝食兼昼食のごはんを食べて、そろそろ緊張してきたー、と焦るRちゃん。しまいにはすっかり挙動不審状態。私は生理痛でグロッキー。行ってらっしゃい、普段どおりでいいんだよ、といったん渋谷で別れて、私は新宿へ。紀ノ國屋書店でやっているクラフト・エヴィング商會の"a piece of cake"を観るために。空気がほっくりしていてやわらかかった。クラフト・エヴィングの本を2冊買った(『21世紀古書目録』と『どこかにいってしまったものたち』)。そのあと伊勢丹を見たり、GAPを見たりFLAGSを見たり。青山ブックセンターでも本を買い込みそうになって何とか思いとどまる。本買いすぎ。ここでRちゃんから終わったよ、と連絡がきたのでまた渋谷まで戻り、Rちゃんの買い物につきあって、今度は丸ビルへ。でも人が多すぎる上にお店もいっぱいありすぎて、自分が何を見たくて何がほしいのか、どこの店になにがあったのかがキャパシティーオーバーでぜんぜん頭に入ってこなかった。人酔いしそうだった。疲れたー、と大丸の地下でおみやげを買い、駅に入ってから駅弁を買い、臨時の新幹線に乗り込む。ビールを飲みながらあとはひたすらずーっとおしゃべり。駅に着いたのは21時すぎ、Nさんに送ってもらって帰ってきた。

 高校時代の友達と旅行するのはすごく好き。何を言っても何をしてもぜったいにこの人は自分の味方、というのがわかっているからなのかなあ。何をするにも変に気を使わなくていいし、気を使われることもない。あくまでも日常の沿線上での旅行、という感じでいたって気楽。旅行するとその人の本性が見える、とよく言われるけれど、だとしたらRちゃんやTは本当にいい友達だ。私もそう思われていればいいのだけれど。

 右目の下の細かい痙攣が止まらない。明日は1日うだうだゆっくりするつもり。明日なら生理痛で苦しんでも仕事に影響ないし。あさってのライブのために体力温存予定。

 朝食兼昼食(スタバにて):クリームチーズとサーモンのサンドイッチ、アップルジンジャーケーキ、アイスカフェラテ。
 間食1(渋谷のクセルシオールカフェにて):メープルラテ。
 間食2(丸ビルのエクセルシオールカフェにて):アイスカフェモカ
 夕食(駅弁):五目おこわ弁当、缶ビール1本。