はやいものでもう20日。あっという間に過ぎるなあ、ほんとに。今日は朝起きたらくつしたをかたっぽしか穿いていなかった(かかとにクリームを塗っているので靴下を穿いて寝るのだ)。いったい夜中に何やったんだか。

 事務所はタイマーをつけなかったので冷え切っていて、しばらくコートを着たまま仕事。米山とライラの出欠をとりあえずまとめて、返事が来ていない人には催促のFAXを入れる。出席報告もまだ4つのクラブから来ていないので、そのうちの3つにはFAXを。紅茶をがぶがぶ飲む。私にはとにかく水分をいっぱいとって何回もトイレに行くのが、いちばん手っ取り早いダイエット法。1日に平気で3リットルくらい水分をとる。トイレに行く回数もかなり多いけど、これで多いときには1日1キロくらい減るのだから、ある程度まではわりと簡単。のどが痛いので、チェルシーをなめながら(私はのど飴がなめられない)。Gに昨日の歓送会はどうでしたか、と訊いたら、盛大だっけ、という話。ここと天童じゃ、ぜんぜん雰囲気は違うらしいけれども。私は今の年度でよかったなあと思う。午後幹事が来てからは、米山の当日渡す資料の原本を作ったり、DDFの配分会議の日程調整をしたり。18時前にもうやめよう、と撤収。事務所を出たら雪になっていた。

 車をブンブン走らせて帰宅。妹2にセンターどうだった、と訊いたら、600点は越したということ。英語は191点、国語は160点だったそう。まあなあ、英語は簡単そうだったし。国語はまだ問題見てないけど、私もう古文とか漢文とか、ぜったい解けない。数学なんて自分が受けたセンター試験以来解いたこともない。あとは2次試験。きっと受かるんじゃないかしらねえ。なんとなく、だけど。

 ごはんを食べてから、テレビの音を聞き流しながら『模倣犯』の続きを読む。ああ、こういう言い方をすればすごく伝わるなあ、と思う表現がいくつかある。そういう文章をさらっと書けるのはやっぱり作家だなあ。とちゅうで眠くなってきて、こたつでばったり。おふろの順番で起こされて、おふろの中では確信犯で寝る。首ががくんがくんいっていた。ケイタイ料金の請求がきていた。今月は6,077円。先月より安くなってた。

 江國香織の『すみれの花の砂糖づけ』、単行本で持っているのだけれど(サイン会に行ったので私の名前入りのサイン本)、単行本未収録の詩を12編増補したというので、金曜日に結局買った。その中の1編、「時間」というのがすごくぐさぐさくる。「時間は敵だ/ときが経てば傷はいやされる/せっかくつけてもらった/傷なのに」。うわー、としばらく動けなくなった。こんなにすこしの言葉で言い表されてしまうとどうしたらいいのかわからなくなる。

 でも、本当に治ったのではなくて、どこかにその記憶は残ってる。だからいつでも人は満身創痍だ、と思う。忘れたくてちゃんと忘れる記憶、忘れたくても忘れられない記憶、忘れたくないのに忘れてしまう記憶、忘れたくなくて忘れない記憶。どれがいちばん多いのが幸せなんだろう。

 朝食:食パン半分、ほうれんそうのおひたし、ヨーグルト、ミルクティ。
 間食:チェルシーの期間限定キャンディ6個。
 昼食(お弁当):ほうれんそうのおひたし、卵焼き、ささみの海苔巻き揚げ、ゆかりごはん。
 夕食:だいこんのおみそしる、水餃子、もやしのおひたし、チョコチップクッキー2枚。